SIについて思うこと

■SIについて思うこと

■何で役所
ぼくがSIについて、第一線にいたのは2006年までだ。

その時点での、役所(中央官庁、大規模独法)、証券会社の最先端の事情は、オープンソースの積極的活用だった。最初に斬新的な提案をしたのは、十年近く担当していた大規模独法で、2002年段階で、基幹系、情報系にApache + Tomcat + Javaを採用する提案を出して、通るとは思っても見なかった。

某官庁は、某独法の成功を見て、単年度予算3兆円の予算管理システムも同様の方式を採用するとは、これも驚いた。通年度で10兆円は軽く超えてしまう。そもそもそんなもん、うちらカンケイネェジャンって乗りだが、どうしてもやってくれ!なんで?国会案件だから!!!というのが、チンピラ狼が役所の頂点のシステムに到達した、きっかけだ。

国会で、某議員さんの突っ込みにあい、野党連合の突っ込みに発展し、急遽、トレーサビリティを備えた、予算管理システムが必要になったよう。ついでに派生的に発生したのが、いまの、内閣府総合科学技術会議だ。政府研究開発DBが出来てたのもこの時期なので、全て、政治的要因で下に流れるお金のトレースができるようになった。だから、成果出てない案件しかやってないじゃん、この会社とか、下請けたたきもできるようになったので、まぁ、少しは国に貢献したかな?と思ったりする。

■某独法をベンダー殺しに成る
これはヤナ感じの話で、少し、自慢入っちゃってるが、某独法は、ボクの率いるチンピラ狼&野犬連合を失った、つまり、ボスのボクが病気欠場してから、予算を急降下で失っている。これは政府が変ったからではなく、役人に予算をブンどってくることを考えさせるための時間を、役人に作れなくなった、周りの失策だ。

業務効率化を進める人間が居なくなれば、役所は一気に非効率に走る。役所からお金を引き出して、仕事をしようと考えている人間は、役所側の立場ではなく、ベンダー側の立場でしか物事を考えにくい、例えば、システムなんてイラネェ~、紙のが効率いいから作んない方がイイヨって提案は、金を稼がなきゃいけないノルマのある立場では、絶対できない。

全ては、役人の業務を効率化し、役人に金の使い方をより良く考えてもらうためにやっていた仕事だが、結果としては、役人はよりカネを引っ張る時間をつくってもらったことにもなった。チンピラ狼が某独法に入ってから、T芝、ヘリコプターマークのH、鉄最強のSのシステム子会社、小生意気にも入ってきたDELL、もちろんバカで生意気なF、その他もろもろ、全員地獄に送って追放し、本当に優秀だったNTTDと、こちらの要件をよく理解し、夜中でもすっ飛んでくるロケットに乗ったNEC以外は、認めなかった。

結果、その業務効率化と、投資分野の選択と切り捨て、集中、評価ができるようになり、結果、10年で予算は倍増の3000億を超えた。

そのご褒美が、某官庁の大臣官房への格上げだったのか?本当に困ったちゃんになった結果、白羽の矢が立ったのか、まぁ、その両方なんだろうが、某官庁でも、エレガントな仮面を被り、その下は牙むき出しの狼の好きにシステムは動いた。ついでに、後ろ盾もいたから、もうちっとで、CIO補佐官まで手が届くか?というところで、メンヘラーへマッシグラ!乙

同時に、某独法も予算削減で、急速に落ちる。乙

■1995年のJava
話は戻って、2002年段階で、基幹系、情報系にApache + Tomcat + Javaなんて、無謀としか思えなかった提案しようと言い出したのは、まぁ、某官庁じゃ名物とまで言われるようなオッサンだが、役所や金融機関では、採用例が皆無といってよかった、2002年にTomcatを基幹系に持ってくる先見の明と、クソ度胸は、あのオッサンの経験と才能だろう。

データベースは、オラクルに決まっているが、おっさんは、Javaを使う、WebLogic等の商用サーバを使わない、Apacheプロジェクトをいち早く買っていた。

実はぼくは、Javaは1995年~1997年にかけて、運よく調査系のプロジェクトで専従していた。当時は日本語表示もできない状態で、VisualCafeで開発していた。パトロンはロイター、いまのトムソンロイターだった。

で、ロイター2000の原型をAppletで運用レベルで実装できるか?が、調査・開発の目的だった。結論はできないだった。ほんとうに無駄遣いと勉強資金をアリガトウ御座いました!のプロジェクトで、今考えると、ありゃ詐欺だな?と思うど美味しかった。

■そして2012年
それから、5年後におっさんは、Javaと言い出すもんだから、なに言ってんだよ、さすがにオッサンの要求でもそりゃ飲めんと!と突っぱねたが、年末を挟んでいたので、いまのVMの性能を調査してくれと言われて、正月に調査した結果、驚くほどの進歩で、実用に耐えるレベルかもしれないと思わせるものがあった。

飛んで2012年、PHPやPYTHONは2006年段階ではあったが、所詮、遊び言語と馬鹿にしていた。

だが、あながちそうとも言えないことに気づく。
PHPは確かに、勘定系などのミッションクリティカルな処理には絶対に使えない。PHPの生産性は、とにかく高い。Javaとは比較にならないため、WEB、情報系、多少の障害は目をつぶると言ったようなシステムで、とにかく、速く実装、仕様変更の要求頻度が高いシステムには、ぴったりの言語だ。

如何にMDA(Mdel Driven Architecture)を使おうと、一日数千ステップ書けるコーダーが数名いれば、設計をすっ飛ばして、実装とかもありだし、PHPの方が早いし小回りが利く。APIが用意されてないから、スクレイピングしてデータ引っ張って来いなんて、無茶だがWEB系のオモロイサービスにはありがちな要求にあってる。

VB、VCから、Javaへトレンドが変るとき、一般プログラマ向けに、言語比較とスキルシフトの資料書いたが、JavaからPHPも同じことが言えそうだ。

■サップップ
ここで、置き去りなのは、ERP = SAPだが、こいつは、別の文化だし、金がないと使えない。いまは安いERPがあるのか知らないが、どっちにしろ、SAPほどの対応業種と機能、カスタマイズが可能なERPは存在しないと思っている。サップップはホトンド知らない。そもそも関われなかった。残念!

■忘れちゃいけない大ぬ○さん
データベースは、オラクルほどの安定性、信頼性はなかなか他のDBには求められないし、安定性が高ければ、なんらかの機能が無いために実現されている可能性を考えてしまう。

オラクル姉さんポイントは、とにかく、扱いが面倒くさいこと。全てちゃんとしてやらんと、言うこと効かない、まるで、スゲェ美人で、かしこい文句なしのお姉さんなんだけど、なんだけど、なびかせるのにドエライ大変な、女の子の部分をもった年上のお姉さんと同じだ。一度手名づけてしまえば、これほど、安定して稼いで三井でくれる姉さんはいねぇって感じ。

忘れられないのが、大ぬ○率いるDB2。2000年だったか?DB2との接点があって、DB2のマーケティング(販売?)の部長だった、大ぬ○さんから、ORACLE帝国をぶっ殺す為にどうすりゃいい?って、コンサル案件があった。さて、読んでる人は、何であんた、そんな、目上のタイトル付きのオッサンばっか知り合い?って思うかもしれんので、DB2の日本トップとのつながりだが、日本一の大学の日本一のミラクルな航空学科の、全く気がつかなかったが、エロエロオヤジと縁があり、エロエロオヤジの先輩~っだったのだ。エロエロは、データベースなんて全く解らないから、ヘルプミーなわけだった。

DB2は2000年段階で、メモリ等のチューニングをする必要を無くしていて、専門知識がなくても動く、夢のように優しいお姉さんだった。綺麗なお姉さんは好きですか?のCMのように。だが、そういうお姉さんはお金は、とても優しいから、カネを巻き上げる仕組みなんて興味がない。

そこが問題なんだよね。誰にでも優しいお姉さんと一緒で、誰にでも使えるDBにしては、業界的にダメだ。儲からない。

オラクル姉さんは、子飼いのエンジニアを食わす努力が凄い。エンジニアを食わすために、秘密のトラップを沢山仕込んで、ヨソもんは動かせないようにできている。ちゃんと勉強するのにお金がかかるオラクル姉さん。お金を最初に貢がせ、だから、貢いだお金を回収するために、エンジニアが風俗で働く生態系を作っていた。まるで闇金牛島君の世界だ。エンジニアは男だから、ブサイクなババアに抱かれるということをなる・・・(×_×)

DB2は牛島君に出てくる、優しい姉さんのようで、金の為に、ナリフリかまわず、風俗で働かせるという貪欲さに欠けていた。

つまり、DB2は、技術ではなく、生態系の強さで負けていた。

アハハなのは、大ぬ○さん経由で、そのプロポーザル見て感動しちゃった当時データベースマガズ~ンを出していた出版社から、DB2マガジンの創刊号の表紙を飾ってくれと依頼があった。もちろんチンピラ狼は、過去の腐れ縁、××証券、XX総研だの、XX電気だの、山ほどあるので、何、露出してんのさ?口がすべってもうちのこと話したら、コンクリートに詰めて、東京湾に沈めるよって言うジジイ沢山いて、怖くて出られない。それに、面割れはメンドイ。(まぁ、採用理由はエンジニアにしてはビジュアル系だったから?)。

業界は狭すぎる。(×_×)

補足すると、もちろん、高パフォーマンスを得ようとしたら、オラクルでもDB2でも、ピーキーなセッティングになるんだが。

ちなみに、大ぬ○さんは、会社辞めて、某インメモリデータベースの会社を買い取ったが、そのインメモリデータベースの会社が食わせ物で、大沼さんは技術に明るくなかったのか、そりゃねぇだろってな、当時、実現できないような機能を実現できるなんて言ってたら、やっぱりこけた。だって、エレベータに仕込んで、指紋認証システムと連動して、犯罪者が乗ったら、エレベータ閉じる仕組みだって作れるなんて、当時じゃムリムリな話をしてたから。赤コーナー、スーパーミラクルフライ級 ユゥゥゥゥゥゥゥゥゥビッッッッットォォォォォ~!ってK1の入場の様にまくしたてる声が今でも耳元で鳴り響く。

■今は昔、そして今

いろいろ書いたが、現在のSIがどうなっての?か知らない。
それに、ぼくはアーキテクトではなく、業務系が専門分野だから、ほんとのところ、技術なんて、業務を実現するための手段よって思っちゃう立場だ。

確実にいえることは、ぼくが、1995年にJavaのマスコットだったペンギンクルクルアプレットで回して、ロイターファーストのデータベースからファイル読む速度を調査してた当時と、今では、技術が誕生し成長するスピードが圧倒的に違う。正確には、経済のスピードが1995年と比較すると圧倒的に速くなった。結果、何が求められ、何が消えていくのか、要求と需要の消滅の速度が桁外れに速い。

こんだけ速いと、下流のエンジニアは本当に、一瞬で、いままでのスキルセットが死滅し、年々ジリ貧に追い込まれるし、上流の業務でも、経済の速度が速いため、業務の変化は2006年とは比べものにならない。さらに、市場の変化も桁外れに早いので、市場そのものが国から消滅、業務も同時消滅して、業務スキルも灰になる。

これから、ITで、民間で生きるには、まさに、サーファーにならなければ生き残れない。大企業でも油断すれば、NECのようになる。

官庁業務は、法律に基づいているから、例えば予算なら財政会計六法を熟知し、毎年起こる法改定を追いかければ生きていけるが、国そのものが危ういので、予算自体の削減で、システムは縮小し、結局ジリ貧になる。

死ぬ時期が少し早いか遅いかの違いしかない。

勘違い、している人が多いが、ぼくは才能なんてない。

ただ、人より長い時間、学んで、トレーニングして、実務に携っているだけだ。

ようするにワーカーホリックに似ているが、システムが好きなオタクなだけだ。ただ、努力してますよってところは、人に見せないから、才能があるとか思っている人がいるだけで、本当は、単なる、負けず嫌いで、システム大好きオタクなだけだ。

才能なんて、無い。そもそも才能なんて持っている人は、ほんとうに、何千分の1か何万分の1でしかない。あとは、ちょこっと脳の性能に違いはあるが、大した違いはない。重要なのは、脳の性能を最高に引き出すトレーニングを、しているか?続けているか?正月も、クリスマスも、夏も、冬も、春も、秋も、止めたら終わる。

ただそれだけ。

仕事だから、生きる為だから、なんて言って、仕事に全神経を向けて、全体力を使いきらなければ、一人前の仕事はできない。ましてや、才能があると思われるほどの仕事をしたいなら、これ以上は無理だと思うその先まで、酷使しないと、結果は出せない。

ぼくは、某官庁に納めたシステムに最高の美を見た。機能美。性能美。変革を恐れない美。システムにそれを刻みこみ、皆さん、満足した。

だから何?と今になって思う。それ以上は無いと思った瞬間、それ以上の物はもう作れない。既に病気に蝕まれた、この脳では、過去と同じことはできない。同じ道で過去を越えることは無い。

だからって、過去は過去、未来は未来。未来は己の手で作るものだ。

寝る前の愛読書はもちろん、オライリー。

毎日、青筋立ててるカ~イ!